よくある質問

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Q、男雛と女雛、左右どちらの並びが正しいの?

A、結婚式などがそうですが、向かって左に男雛、右に女雛が一般的です。
しかし大正時代より昔や、京都では現在でもこれが逆になります。
大正時代までは日本の礼法で向かって右が上座であることから、京都御所での天皇の並び方に基づき、向かって右に男雛、左に女雛と飾っていたものが、昭和天皇の紫宸殿で行われた即位式で欧米にならい現在のようにお並びになったことから、雛人形も左右が入れ替わったとされています。しかし現在でも京都や京風といわれる飾り方では有職故実にならい昔からの飾り方を守っています。

 

Q、お雛様を飾る時期は?

A、一般的に3月3日のひな祭りを楽しむため、お節句の1週間前までには飾りましょう。

早く飾られても問題はありません。富山県で男子がいらっしゃる家では1月25日に天神様をしまわれてから飾られる方も多いようです。
2月4日(立春)、2月19日(雨水の日)を節目として合わせられるのもひとつの考え方です。

 

Q、お雛様はいつ頃しまうの?

A、厳密に決まった日までということはありませんが、ひな祭りの後もあまり長い期間出し続けるのは

だらしがないことから「早く片付けないとお嫁にゆくのが遅くなる」と昔から言われたようです。
早目が良いが日にこだわられるより、なるべく乾燥した天気の良い日にしまわれるのが良いですよとお話をさせていただいています。
3月6日(啓蟄)を節目として合わせられるのもひとつの考え方です。
※地方によっては旧暦にあわせて飾られることもございます。その場合は少し遅くなります。

 

Q、お雛様は誰が贈るものなんでしょうか?

A、一般的に母方のご実家から贈られますが、最近では父方でご準備される場合や、ご両家から
「お祝い」を出し合って若夫婦に選んでもらうなど、様々な形も出てきております。
お一人目は母方のご実家で、お二人目にも持たせてあげたいとの思いから今度は父方がなどお子様へのお気持ちの表れとして色んなケースが見受けられます。

 

Q、お雛様を買っていただいたらお礼はどうすればいいでしょうか?

A、とっても難しいご質問です^^;
富山県内でも地方によっては金額の半分をお返し・・・などということもあったようですが現在では特別なことはせず、初節句にご自宅等でご一緒にお祝いをする。
というのが一般的なようです