甲冑作家
別所 実正
甲冑作家
三世 別所実正
昭和29年生まれ。父、二世 実正に師事し甲冑製作を学び、昭和58年に三世 別所実正を襲名
自ら寺社仏閣、博物館をめぐり現存する甲冑への研究を深め時代考証、技術ともに名実ともに「匠」と呼ばれる域に達する
飾り兜のみならず、現存する兜の復元や実寸にもとづく製作も行うなどその技術の高さは広く知られるところ。
ほぼ全ての工程を実正本人が心を込めて手作業で行い、惜しみなく手間ひまを注ぎ込んだ兜は間違いのない逸品
加藤 鞆美
甲冑作家
江戸甲冑作家
初代加藤一冑の次男、兄弟に二代目加藤一冑、加藤峻厳と江戸甲冑の重鎮が揃う
初代一冑に師事し十二歳の頃より兄弟とともに切磋琢磨し技術を学ぶ
初代一冑は国宝や文化財に指定されている武具甲冑の模写、修理に功績がありその資料を次代にも残しました。
鞆美氏はさらに博物館や神社、仏閣に足を運び現存する実物の兜を見てまわり、写真撮影ができない中、長時間をかけ図を描きメモを取り、いかに忠実に再現するか日々工夫し続けたといいます。
図面や寸法、製作方法などが残っていない甲冑をより正確に再現する。
甲冑製作の名門の家に生まれながらも、ひたむきな情熱を持ち製作に打ち込んできた職人魂が宿る甲冑を高齢となった今も送り出し続けています。
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